市政の動き−議会報告

【13.12.03】2,014年度予算要求を提出

88項目について予算要望しました

   12月2日、日本共産党各務原市議団と日本共産党市委員会は2014年度の予算要望を提出しました。磯谷副市長に手渡しました。できるものから、実現していきたいと話されました








2014年度各務原市予算に関する要望書


 市政運営への日頃のご努力に敬意を表します。
 安倍自公政権は参議院選挙で過半数を獲得したことで、国民のくらしを破壊する悪政を次々と一方的に国民に押しつけています。消費税増税を強行しながら、社会保障費は削減し制度を後退させ、原発再稼働や輸出、TPP参加,憲法を改悪し国民の口・目・耳をふさぐ特定秘密保護法案を衆議院で強行採決するなど許しがたい暴挙です。守るべき国民の暮らし、いのちに背き悪政を暴走させています。国政での議席増を果たした日本共産党には、これに対決し希望の持てる政治転換への期待が寄せられています。
このような新たな情勢のもと、地方自治体は地方自治の精神に基づき、市民の福祉と暮らし、教育、平和、いのちを守る市政運営の改善に期待するところです。
日本共産党各務原市議団と日本共産党各務原市委員会は、以下の要望と提案を行います。ご検討の上、1月末日までに誠意あるご回答を、文書にてお願いいたします。




 1,市民のいのちと健康を守る

(1)子どもの医療費の無料化を高校卒業まで引き上げてください。
(2)国に対して子どもの医療費無料化制度を拡充するように要望してください。
(3)国民健康保険は都道府県単位にしても、構造的課題が解決されるわけではありません。それどころか市町村の独自繰り入れや独自助成を困難にし、きめ細かな対応ができなくなるおそれがあります。国庫負担の引き上げを求め、都道府県単位化に反対してください。
(4)国民健康保険料は一人2万円の引き下げてを実施してください。
(5)国民健康保険料申請減免の充実と周知を図ってください。
(6)準保護者に対する市独自の医療費助成を行っています。市民に広く周知してください。
(7)子どもに対する任意の予防接種費用を助成する制度を設けてください。
(水ぼうそうワクチン、おたふくかぜワクチン、インフルエンザなど)
(8)特定健診・ガン検診は、医療機関だけでなく受診率を上げるために集団健診 も実施してください。
(9)東海中央病院に産科の開設と小児科の充実に努力して下ださい。
(10)ワンストップ・サービスを実施してください。



 2,介護保険制度について

(1)介護保険料の引き上げ計画を中止してください。
(2)低所得者にたいする介護保険料の減免制度を実施・拡充してください。
 特に住民税非課税の、低年金者、無年金者への減免を実施 してください。
(3)要介護認定者に「障害者控除対象者認定書」を個別に送付してください。
(4)低年金者、無年金者など低所得者が施設入所できる施設の充実をしてくださ い。
(5)要支援を介護保険から外して、市に丸投げする介護保険制度の見直しをやめ るよう国に求めてください。
(6)在宅介護者を応援する在宅介護手当を復活してください。

 


3,子育て支援について

(1)公立保育所の民営化計画は中止してください。
(2)保育料の引き下げや、18歳以下の子どもが3人いればを3人目の保育料は 無料にしてください。
(3)乳幼児健診は、すべての子ども館で実施してください。
(4)学童保育の指導員の待遇を改善してください。
(5)学童保育の対象年齢を引き上げてください。



 4,ゆきとどいた教育をすすめるために

(1)小・中学校の30人学級を増やしてください。
(2)特別支援を必要とする子どもが増えています。「人づくり講師」は保護者の 意見をよく聞いて大幅に増員してください。
(3)障がいを持った子どもの放課後、長期休みに学童保育に入所できるように指 導員を増やしてください。
(4)各務原自然の家に車椅子での移動が可能となるようエレベーター等の設置を してください。
(5)特別支援学校小中学部は関市や可児市まで通学し、大変苦労しています。旧 岐阜女子商業高校校舎を活用するなど、市内につくってください。
(6)給食材料は地産地消を拡大してください。
(7)アレルギー除去食や代替食の導入を拡大してください。
(8)「各務野立志塾」は生徒会の役員を対象にしたエリート養成塾です。義務教育における機会均等を奪うものです。中止してください。
(9)「冒険塾」は、公費を使ってやることではないので中止してください。
(10)学校給食の調理業務委託は中止してください。
(11)学校給食費は無料化を実施し、国にも働きかけてください。
(12)学校給食は安全で安心な材料を使ってください。(放射能汚染にたいしては万全を期すること)
(13)部活動での施設使用料は無料にし、一部部活動に偏らないように全ての部活動への支援を強化してください。
(14)学校の備品パソコン、テレビなどのOA機器を充実してください。
(15)学校の消耗品費など必要経費は十分な予算をつけ、保護者や先生の負担にしないでください。
(16)就学援助費、準要保護費が生活保護費の引き下げに連動しない措置をとってください。
(17)就学援助費にクラブ活動費、生徒会費、PTA会費を加えてください。また申請書に民生委員の意見や印は削除してください。



5,中小零細商工業者の育成

(1)市内の中小零細企業支援のため小規模事業者登録制度を実施してください。
(2)地方税法の減免制度が活用されるよう、制度の周知の徹底をはかるとともに、 減免制度の拡充をしてください。
(3)市小口融資制度が利用しやすく、書類を簡略化するとともに、融資が早くお りるようにしてください。
(4)「公契約条例」を制定し、労働者の賃金や労働条件を守れる制度にしてくだ さい。 


 
 6,暮らしをあたためる

(1)市民の批判が強い「各務原市屋外広告物条例」は見直し、申請手数料の徴収 はやめて下さい。
(2)ふれあいバスは、平成27年度からと言わず、来年度から本数を増やし充実 してください。毎時同じ時刻発にするなど1時間に1本走らせ使いやすくし てください。
(3)ふれあいバスの中継地点である市民会館にトイレを設置してください。
(4)ライフラインの拠点である水道部を水道庁舎に戻してください。
(5)生涯学習の受講料は引き下げてください。
(6)公共施設の使用料は、無料にしてください。
(7)防犯灯の維持費が自治会負担であるため、必要な箇所に防犯灯設置がされず安全上も問題です。市の責任で負担してください。
(8)要介護者や障がい者、高齢者のゴミ収集は個別収集にしてください。
(9)市営住宅に市の責任でお風呂を設置してください。
(10)商店街を活性化させ、子ども、障がい者、高齢者が安心して暮らせ、買い物ができるまちづくりを進めてください。
(11)JR那加駅にトイレを設置して下さい。
(12)JR鵜沼駅外のトイレの案内表示をして下さい。
(13)JR鵜沼駅前のトイレやバス停に繋がるエントランスに雨よけアーケードを設置して下さい。



7,農業振興について

(1)食料自給率向上のためにも、耕作放棄地の活用を積極的にすすめてください。
(2)地元農家の直売所の開設を支援してください。
(3)減反政策は一方的に押しつけないでください。
(4)岐阜中流用水の農家の負担金は廃止してください。
(5)TPP 交渉から撤退するように緊急に国に申し入れてください。



 8,平和に関すること及び自衛隊に関すること

(1)市政に憲法を生かし、改憲に反対してください。
(2)自衛隊の増強に反対してください。
(3)岐阜基地の日米共同使用に反対してください。
(4)PAC3の危険性を周知し、撤去を国に求めてください。
(5)オスプレイの配備や航空祭の展示に反対してください。
(6)各務原市の「平和宣言文」を庁舎に掲げてください。
(7)各務原空襲を記念した「平和の日」、「原爆記念日」にふさわしく平和事業を充実してください。
(8)公用封筒等に非核平和啓発標語を印刷するなど市民に周知してください。
(9)基地周辺の防音工事の対象は、昭和60年3月18日以降に建設され、「うるささ指数」75 以上となっています。それ以後に建設された住宅も防音工事 の対象にするように国に要望してください。また「うるささ指数」の引き下 げを国に要望してください。
(10)航空祭で、市民の頭上で行う展示飛行は中止するよう岐阜基地に強く求めてください。
(11)NHK受信料の減免地域の拡大を国に要望してください。
(12)防衛協会への補助金は廃止してください。

 
 9,防災について

(1)「原発ゼロ」「再稼働反対」「汚染水対策」を国に要望して、再生可能エネルギーに切り替えてください。
(2)避難路・避難場所は、地域住民の意見を聞き、地域の公民館などの活用をするなど現実的なものに再考してください。
(3)地域の公民館の耐震補強工事の補助率を拡大してください。
 


10,市長と職員に関すること

(1)市民の批判の強い市長の海外視察は中止してください。
(2)正職員の削減計画は中止してください。派遣・嘱託など不安定な雇用はやめ、正規の職員を増やしてください。
(3)全ての救急車に救急救命士を乗せてください。そのためにも消防職員を増員してください。
(4)職員間の不信を増幅させるような勤務評定は中止してください。
(5)イベントなどの出勤に対するサービス残業は中止してください。

 11,その他について

(1)百曲水路はヘドロが堆積し、においや蚊の発生に悩まされている。年に1度は市の責任で清掃をして下さい。
(2)市民清掃は「危険なところは市の責任で実施する」ということを、自治会に徹底してください。
(3)ISOマネジメントシステムは中止してください。
(4)イベントに自衛隊を参画させないでください。
(5)河川環境楽園(株)オアシスパーク社へ市の補助金は中止してください。
(6)土地開発基金は廃止してください。
(7)側溝清掃や街路樹の落ち葉のなどの清掃は地域ボランティアでは限界があり、市の責任で行ってください。
(8)狭い歩道に樹木を植えたため、歩道が木の根っこで盛り上がりでこぼこになっており危険です。(市役所西側歩道など)さらに、隣接する農地にまで根っこが伸び、農作業に支障をきたしています。対策をお願いいたします。
                       (別紙)     以上

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