市政の動き−議会報告

【13.08.30】議員の海外視察

選挙が終われば、また海外視察

8月30日から各務原市9月定例会が始まりました。早速開会日に議員の海外視察の派遣について議会承認求める議案が提出されました。
もちろん日本共産党市議団は反対しましたが、賛成多数で可決されました。
以下波多野こうめ議員が行った反対討論です。

市議第5号議員派遣について反対します。
 ただいまの提出者の説明でも、なぜ各務原市の議員が行かなければならないのか、各務原市議会の議員が出かけなければならない必然性は皆無です。財政の厳しさを理由に、行財政改革を進め、住民の暮らし、福祉の後退が行われています。そうした中にあっても、議員の海外視察が選挙前には自粛しておき、選挙がすぎればまた恒例行事のように続ける。
 また、視察日程を見るにつけても、まさに海外旅行との市民の批判は免れるものではありません。
 今回の視察も全国議長会のツアーコースから選んで出かけるというものです。2つのコースがありましたが、一つは参加者が少ないということで、中止になり、残るフランス、デンマーク、ドイツのコースのみとなりましたが、全国からの参加者も29人と例年と比較しても少なくなっています。他市においても市民の批判がつよくなっていることの表れです。
 今、住民は議員の行動に注目しています。税金の使われ方に注目しています。議員や市長の税金の無駄遣いの最たる海外視察をやめた自治体、議会もふえています。市民の声にしっかりと耳を傾けて、海外に出かけるのはきっぱりやめることを求め、この市議提案には反対します。

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